つい先日、世界興行収入がアバターを超え1位となった『アベンジャーズ エンドゲーム』ですが、もう早くも次のサーガに向けた最初のステップであるフェーズ4のライナップが発表されました!
★ファルコン&ウィンターソルジャー
エターナルズ
シャン・チー ザ レジェンド オブ ザ テン リングス
★ワンダ ヴィジョン
ドクターストレンジ イン ザ マルチバース オブ マッドネス
★ロキ
★ホワットイフ...?
ソー ラブ&サンダー
★・・・配信サービスDisney+の作品
ブレイドなどのさらに詳しい情報はこちらのサイトがおすすめです。
たしかにこれはこれですごく期待と興奮がありますが、
Disney+のドラマシリーズを組み込んで来たことには正直納得がいかないのが本音でもあります。。
あんまMCUについての批判はTwitterの150字だと、誤解を招くと面倒なのでこちらで書こうかと。
まず今後のMCUは映画とドラマの垣根を超えたシームレスなものになると思うのですが、
それ自体は面白い試みだと思います。
ドラマ作品で長尺で丁寧にキャラを掘り下げた上で映画では大味な戦闘シーンを楽しむことができるし、
そしてケヴィンファイギも「間違いなく質は保証す」と言ってるように、今のところファンの期待を裏切るような作品を作らなかっただけあるのでめちゃめちゃ信頼しています。
そしてディズニーもNetflixやamazon primeビデオのようなストリーミングコンテンツが席巻する今だからこそ参入することで勢力図を塗り替えたいというのもすごくわかりますし、
ディズニーのコンテンツだけではなく、高い金だして20世紀FOXを買収したことでFOXの質の高い映画も独占しているわけです。
でもですよ、
映画ではなく家のテレビやスマホの小さな画面で映像を楽しむ時代からこそ、MCUには映画の大画面で勝負してほしいなというのが一映画好きとしての本音なんですよね。
あの3D元年、IMAXシアターに行くという、もっと広めに言えば映画館に行く事の面白さを伝えてくれた『アバター』の興行収入を超えた『エンドゲーム』はみんなが映画館に足を運んだ事による成果ですよね。
普段はストリーミングで映画を観ている人も『エンドゲーム』のためなら、わざわざ映画館に足を運んだわけです。
クリエイターにとっても、
映画館でビックバジェットなブロックバスター映画ばかりになるなか、
ストリーミングコンテンツでは若手クリエイターたちの野心ある作品や、スポンサーがNetflixだけだからこそ撮れる攻めた内容の作品を作り出せたわけです。
昨年の『ローマ』もNetflixだからこそ作ることが出来たわけですし。
そのストリーミングの世界にMCUが入ってくる必要性が果たしてあったのか?
この疑問に対して肯定できる答えがみつけられないのが、今の自分の本音であります。
繰り返しになりますが、
MCUのドラマコンテンツのクォリティに文句は無いのです。
間違いなく面白い作品を作るでしょう。
でもMCUのフェーズ3では2016年〜2019年の3年間で11本の作品を作り、
「もうこれはテレビドラマを観に行くような感覚では?」と言われたくらいなのに、
彼がドラマを作るのはどうも釈然としません。
フェーズ4作品を見ていくうちち、このもやもやした気持ちに答えが出るのでしょうか。
それとも「とても面白かったが、本当にこれでいいのか?」とアンビバレントな気持ちになるのかもしれません。
MCUのフェーズ1〜3をリアルタイムで鑑賞できた事は映画好きとして最高の10年間でしたので、とりあえず『エンドゲーム』のソフトが出たらアイアンマンから全てのソフトを揃えようと思います。