ひろくんの映画ブログ

映画好きの大学生。映画は2時間座っているだけで人生が変わるかもしれない。それが映画の魅力だと思っています。 「映画のこれなら誰にも負けない」ところをみつけるためにブログをはじめました。 基本、映画レビューですがたまにブックレビューや雑談が入ります。

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【映画レビュー】『ホットサマーナイツ』『ビューティフルボーイ』をセットでみるべし!

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はじめに

映画の中には日本での公開時期がかぶり、

2つの映画を抱き合わせで見ることによって、

2つの点と点が線となり、

両方の作品がより楽しめる相乗効果が発生することがあります。

 

最近だと、

ダンケルクの救出作戦を決めたチャーチルを描いた『ウィンストンチャーチル』と、その救出される戦場を描いた『ダンケルク』。

イラク戦争を引き起こした政治家たちを描いた『バイス』と、その陰謀を暴いた『記者たち』。

 

これらを組み合わせて見ることで、

ある1つの出来事を多角的に見ることができましたが、

今回紹介する『ホットサマーナイツ』と『ビューティフルボーイ』は主演がティモシーシャラメの青春ということ以外は全く異なります。

 

でもこの2本をみていくと関連が見えてきたので、その辺りを書いていきたいのですが、

まずはこの2作品がどんな内容なのか基本情報をざっと触れていきます。

 

(あ、なんか文字数多いなと思った方は

とりあえず両方とも超良い映画なのでとりあえず見ることをお勧めします。)

 

基本情報

『ホットサマーナイツ』2019年8月16日公開

filmarksのあらすじ

1991年、最愛の父の死の痛手から抜け出せないダニエル・ミドルトンは、叔母の家で夏を過ごすため、マサチューセッツ州の東端にある海辺の小さな町ケープコッドにやってくる。美しい海浜でのバカンスを求めてやってくる都会人とも地元民とも馴染めないダニエルは、地元ではワルで有名なハンター・ストロベリーとつるむようになる。複雑な家庭の事情を抱えているハンターだが、妹のマッケイラを守ることには命をかけていた。 「妹には近寄るな」とのハンターの言葉に怯えながらも、ダニエルは町で一番の美女マッケイラと密かに逢瀬を重ねるようになる。秘密のデート、初めてのキス、ダニエルにとって心から自分を解放できるひとときだった。 だが、ダニエルのきらめくような一瞬の夏は、最大級のハリケーンの到来とともに、劇的な結末を迎えることになる。


8月16日(金)公開『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』本予告

 

 『ビューティフルボーイ』2019年4月12日公開

Filmarksのあらすじ

成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていた学生ニックは、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。 更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で見守り包み込む父親デヴィッド。 何度裏切られても、息子を信じ続けることができたのは、すべてをこえて愛している存在だから。 父デヴィッドと、息子ニックがそれぞれの視点で書いた2冊のベストセラーノンフィクションを原作とした実話に基づく愛と再生の物語。


映画『ビューティフル・ボーイ』日本オリジナル本予告 4/12(金)公開

 

この二本のセットが良い理由

簡単に言ってしまえば、

『ホットサマーナイツ』は麻薬を売ることで堕ちていくティモシーシャラメが見れて、

『ビューティフルボーイ』は麻薬を買うことで堕ちていくティモシーシャラメが見れるんですよ。笑

 

これだけでも面白いというか、

これこそティモシーシャラメの魅力だと思っていて、

過去作の『君の名前で僕よ呼んで』『レディバード』でも、

たしかにめちゃくちゃイケメンなんだけど、なんやかんやで損な役回りになっていて。

 

イケメンをスクリーンで拝むだけで終わらず、複雑なキャラクターがみれる、この点がアイドルで終わらない所以だと思うんですよね。

 

 

そして麻薬というのも、もちろん日本で生活している時のそれと距離感は大きく違いますが、

 

お酒やタバコ、セックスなどの快楽の延長にあるものとして描くだけでなく、

映画的にはキャラクターを表すアイテムとして描かれているのが今回紹介している両作品の面白いところでもあります。

 

『ホットサマーナイツ』では親元から離れて、

高校を卒業してまだ大人とモラトリアムの間に挟まれて、

新天地でも外様扱いをされて、

文化も90年代に入りながらも、80年代のポップカルチャーが色濃く残る、

 

その中でハイリスクハイリターンだが自分を成長させるアイテムとしての麻薬売買があった。

 

『ビューティフルボーイ』では大学進学で親元から離れて、

どこか親からの無償の愛というか、

父親はまだ自分を1人の大人としてではなく、目がくりくりで可愛かったビューティフボーイの面影を重ねてくる、

この切っても切れない関係を忘れるものとして

 

ハイリスクハイリターンだが辛さが消える麻薬に手を出してしまったわけです。

 

 

このハイリスクというもの対して、

臆病にならずに火遊びのように選択してしまうこの若さゆえの過ちが両作品にはあって、

 

これは麻薬とか関係なくて若者ならばやってしまいがての、

たしかに得られる利益は大きいが、成功確率と失敗した場合の損を考慮した期待利得から判断すれば非常に危険な選択であるのに、

にもかかわらず選んでしまうという誰にでも当てはめることができると思います。

 

青春映画はSFだろうがホラーになろうが、そこに若者の普遍的な特徴きちんと盛り込まれていれば面白くなると考えているので、

 

この異なったテイストの2つの作品を見ることで、

自分が考える”青春”そのものについて、より深く見つめることができると思います。

 

 

『ホットサマーナイツ』は全国の劇場で公開中ですので是非ご覧ください!

そして『ビューティフルボーイ』はBlu-ray発売中です!

こちらは『ホットサマーナイツ』の上映劇場一覧です。

HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ 劇場情報

 

こちらは『ビューティフルボーイ』のBlu-ray、右側がamazon videoになります。

 

読んで頂きありがとうございました。

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