今回はなぜか未翻訳の『ダークエンパイア3帝国の終焉』を紹介します。
目次
1.はじめに
ジョージルーカスが社内でも配った名作なのに翻訳が『ダークエンパイア2』で止まっているのが現状で、おそらくこの3作目が訳されることはないでしょう。
その後の『ジェダイ伝説』のシリーズも未翻訳ですし、完全にストップしてしまいましたね。
2.購入方法について
当然ながら原書での購入となりますので輸入するという形になります。
しかも本自体が20年くらい前に出たものですで、amazonだと1万円は超えますし届くのも2,3週間後です。
ですがamazonが運営する電子書籍サービスkindleなら1冊242円で買えます!!
電子書籍ですので輸送コストもなく、印刷コストやストックするコストもかからないので安いに決まってますよね。
紙ベースで手に入れたい人は別として、この方法をお勧めします。
3.どんな内容なの?
復活した皇帝はハイパースペース空間を弾頭が移動するギャラクシーガンなる兵器を用いて銀河を恐怖に陥れていた。
しかし皇帝のクローンの体は非常にもろく、自身の魂の器となる生身の肉体を求めていた。
とはいえルークやレイアなどの肉体は容易に奪えるものではなく自身の肉体の限界が迫る中、生まれたばかりのレイアの第三子を狙ったのであった。
4.今作の見どころ
4-1.太古のシスたち
『ダークエンパイア1と2』では約4000~5000年前の旧共和国のジェダイの名前が登場ましたが、今作では太古のシスたちが登場します。
惑星のコリバンにシスの霊廟があるんですよ。いわばシスの聖地です。
そこにはもう復活できないフォースの奈落に落ちた古代のシスたちがうじゃうじゃいるんですが、
この場面がけっこう好きな場面で、皇帝パルパティーンがそこに訪れてアドバイスを求めているんですよ!
古代のシスたちもまぁ非協力的なこと、笑
てかそもそもあのパルパティーンですらアドバイスを求めるほど切羽詰まってるということなんですよね。
もっと見方を変えると、
ルークという存在も数千年続くジェダイの歴史の一部であり、パルパティーンも同様に数千年続くシスの歴史の一部なんですよ。
このスターウォーズの世界観の巨大さが感じるあたりがこのシリーズの魅力ですね。
4-2.ルークvs皇帝 真の決着
やっぱ今作最大の見どころはこれだと思います。
映画オリジナル三部作だとルークからしたら皇帝のバックボーンは一切わからないし、なんなら『ep6ジェダイの帰還』で出会ってすぐベイダーに放り投げられたので意外と接点がないんですよ。
でも今作は両者はもチート級の能力を使いますし、
何千年も続くジェダイvsシスの戦いが、いまも脈略と続いている感じがなんともいえません。
4-3.今シリーズ最高の名場面(ネタバレあり)
これはネタバレを避けるために、読もうとしてるかたは避けてください。
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ラスト皇帝が捨て身の行動に出たところで、まだ赤ん坊のレイアの子アナキンソロの体に無理やり精神を転移しようとします!!
そこをベイダーにやられ両手両足を失ったジェダイ、エンパトジェイオスが身代わりになって皇帝の精神を受け止めます!!
そして自身の体内に皇帝を封じ込めながら、死んでいくことで皇帝に本当の死を与えるのです!!
もう切ない。。。
この共和国時代を生きたジェダイが新世代の希望を身を捨ててまでも守るのが、スターウォーズの世代間の超えた継承の面白さだと改めて感じました。
5.最後に
いや~、もう物語の結の部分で未翻訳はもったいないですよね。
たぶんいつもはペーパーブック5冊で単行本1冊にまとまるのですが、3作目はペーパーブック2冊しかないんですよ。だからこそ翻訳しても薄いから扱いが難しかったのではないのかな。。。
されどもこの『ダークエンパイア3』がってこその「ダークエンパイア三部作」ですので、ぜひ読んで頂きたいです!
読んで頂きありがとうございました。
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過去記事を貼っておきます。読んで頂くとありがたいです。